マイカミュージックラボラトリー

音楽学校 マイカミュージックラボラトリーは松任谷正隆主宰の音楽学校です

ボーカル/シンガーソングライター/作曲/作詞/コーラス/ボイストレーニング/ギター/ベース/ドラム/キーボード/ダンス/ジュニア
学校案内
松任谷正隆ごあいさつ

校長の松任谷です。でも、本当はここは研究所なので所長が正しい。まあ、どっちでもいいですけどね。二十数年、校長と呼ばれ続けてきたので、そのほうがぴったりとはきていますが。

さて、リーマンショック以来の空前の不景気が世界を襲い、もちろん日本をも襲い、僕らのような、別になくても死にはしないようなところは、てっきり半分、いやほぼ壊滅状態になるのではないか、と予想しました。

実際、音楽学校と呼ばれるものが次々にクローズしていく中、幸いな事に、マイカは生き残った。これ、実はすごいことだと思っているのです。自画自賛するつもりはありませんが、やってきた道のりは間違ってはいなかったんだ、と思った。と同時に、こういうときこそ、心の中に灯りを、もっともっとともすべきなのではないか、とも思った。先が見えないからといって、目先の地面ばかり見ていてはいけないと思うのです。ひょっとしたら、まっすぐに進んでいるつもりでも、実はぐるぐると同じところを回っている事になるかもしれないからです。

音楽は時に、遠く、霧の中から照らしてくれる灯台のあかりのような存在なのではないでしょうか。自分の中の信じられるものが、音楽の中には隠されているのですから。

研究生の数は一時期と比べればずいぶん減りました。もしこの不況がさらに深刻になり、研究生の数が100人を切り、いや50人を切り、10人を切ったとしても、僕はこの信念がある限り、マイカを続けていこうと思っています。その都度その都度、スタイルは変わるかもしれませんが、マイカの中にあっては、僕自身が灯台であらねばならないのですから。そして研究生たちを照らし続けることこそが僕の役割なのです。


(2009年12月)

松任谷正隆

 





松任谷正隆

PROFILE

1951年(昭和26年)11月19日東京生まれ。
1974年 慶應義塾大学・文学部卒。
4歳からクラシックピアノを習い、14歳の頃にバンド活動を始める。20歳頃からプロとしてスタジオプレイヤー活動を開始し、細野晴臣、鈴木茂、林立夫等と"キャラメル・ママ""ティン・パン・アレイ"を経て、数多くのセッション参加。
その後、アレンジャー、プロデューサーとして多くのアーティストの作品を手掛ける。
MICAでは多くのアーティスト、プロデューサーを輩出。
NTT西日本コミニュケーション大賞のテーマ音楽ではジュニアコースの研究生たちも起用するなど、積極的にMICAを活動拠点にしている 。

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